☆1122
原題<ON THE BASIS OF SEX >
邦題「 ビリーブ 」2018 アメリカ 中国
原題<性別上に基づく>作品中では”性差別に基づく”
01ハーバード法科大学院
02倒れたマーティー
03就職活動
04/1970年
05モリッツの訴訟
06母と娘
07趣意書の作成
08模擬裁判
09和解の提案
10裁判開始
11ルースの反論
12ED
アメリカと中国(資本参加)の合作、このような自由平等人権
夫婦愛などを描く作品でメジャー資本ではなく中国資本の皮肉
また今までの差別を是正したNFの多くは女性差別黒人差別
同性愛者差別だったが<男性差別>がきっかけだった事が珍しい。
RBGが妻と死別した男性の児童扶養手当受け取りに関して
行政から拒否されたのを撤廃させたのと2つの裁判を抱えたのか
その扶養手当の件をモデルにした裁判なのかが不明
(実在の人物のプライベートに関わる事は了承を得なければ
史実でも映画化し難い)
良い作品とは思っていたが<正し過ぎて>面白くないかなと
速攻では見なかったがRBGルースベイダーギンズバーグが
安倍・菅の死後と反対方向天国へ旅立たれたので直に鑑賞した。
(因みにRBGはニューヨーク大学法学部の学生が名付けた)
私は死去直後に鑑賞したのだがレビューの順番待ちでアップは今頃
直後はレビューが乱立するかと思ったらそうはならないのが
ヤフーレビューワーのレベルが分る。
アメリカの50年前なのに現在の日本と変わらず
高齢男性達による権力の巣窟が男女平等を忌避しある種の
既得権的に間違えた発想から反対しまくってる構図が怖い。
RBG本人は<夫を愛していた事>を偽らずに描く事を
条件に承諾したと何かで読んだ。
1956年ハーバードロースクールの入学式
約500人中9人しか女性はいなかった
階段をブルーのコートで登り
エンディングも同じブルーのコートを着て
最高裁の階段を登る(ループ的に同じ構図で
”平等を求める闘いは続く”と解釈する事も出来る)
<ハーバードマン>
青色が好きらしい(冷静と知性)が
実際の写真を見ると他の色も多い
学部長と教授が社会人でも天敵
講義中に男性はスーツとタイというのが
今では想像もつかない。
裁判の一貫性
先例拘束の原則は英国慣習法が基
原則となるときもあるが覆される事もある
先例に縛られるが時代の変化を無視できない
裁定はその日の天気には左右されないが
時代の空気には左右される
法は永遠に訂正される
オリバーブラン サーグッドマーシャル
ドロシーケニオン
陪審に男しかいないのは違法
長女 ジェーン
同居を続ければ夫婦家の玄関を2つ作れば同居ではない
離婚後に別申告し生計を共にすれば夫婦
国民への税のかけ方に国の価値が表れる
親の介護費用控除を男性が申請したら
国税庁が却下した
(往々にしてこのような同性愛差別や
人種差別や性差別を訴えた人はスーパーエリートで
裕福な人ではなくむしろ低所得者だったり
するが、善良で信念がある人が多い)
ACLUは和解を受入れるように言ったが蹴ったくった
助けを求めに行ったハーバードの同窓生
弁護士は日本の首相補佐官みたいに
頭は良いがクソ野朗(クソ野朗だが頭がいいどっちでもいい)
アーミーハマーはイケメン
パーティーでSWEの税制と夫婦制度の関係を
夫が解説し政府の無能さをジョークにしていたが
RBGが吹き込んだことを彼が説明していて
RBGの研究分野だったらしい。
モリッツ
税法が時代に追いついてない
男性法律家は家で親を介護する男性を想像出来なかった
間違えているのは法律
全ての国民は法の下に平等
合衆国憲法修正14条
「あなたはリーダーです」
(彼女は心に訴える事ができる、こういう
センシティブな事は世襲だけでは習得できない)
親の頭が良過ぎると娘は辛い
安倍元総理に子供がいたらその悩みだけはしなくて済む
キャシーベイツ
ケニオン弁護士
ホイト訴訟(DV野郎殺人事件)
税法214項ははこの性差別に該当する
ACLU
50年戦争
模擬裁判
趣意書 response brief
司法省のボザーズが出しゃばらず
経験豊富なマーフィーにそのまま
任せていれば勝っていた可能性があった事は
ある意味皮肉。
1970年当時の国防総省の地下フロアを
占めたコンピューターは現在の個人PC最高機種と
大して変わらない性能。
軍用輸送機に乗れない
炭鉱労働禁止
アメリカも男は外で仕事 女は家庭と思っていた
今の日本の自民党議員がアメリカ人に憑依してる
子供を育てたものなら火の中に飛び込む
ジェンダーはルース
税法はマーティ
メル(ACLU)
1ドルで和解を司法省側が提案
アスホールのメルが受入れろと言う(現実主義者)
10年間の裁判を2時間では描けないので仕方ない
判事は論理的
政府には3つの権限
法律を制定するのが議会
「引用王」master of quotation
Radical social change
ブルーは誠実 冷静 の象徴
(裁判では違ったが初めての経験)
US SUPREME COURT