映画Review チアーズ


☆1293

原題<BRING IT ON>
邦題「チアーズ」2000年 ユニバーサル

原題:手加減しない(劇中台詞)OR  かかってこい!
対戦相手に向かって投げかける挑発スラング

黒人 クローバーズ
白人 トロス/RCH(日本の高校名を当事者関係者が2文字に省略する事が
多いようにアメリカ高校は3~4文字で省略表記する事が普通)
Rancho Carne High school <RCH>かRCHS
日本語も省略は多いが英語も負けず劣らずで
クラブ名も省略が多く例えばバレーボールならVB、バスケはBB
日本で言う文科系ならDECAやFBLA等々日本にはないから訳ができない
クラブではなく生徒会はSTUCOかSTUGO
(この高校名と組み合わせRCVBやRCBBとなる
流石にチアは省略してない、それ以外もあるがIDC
I Don’t Care知ったこっちゃない)
黒人VS 白人の競技となるから白人が勝ったら<人種差別的>と
なりかねないと思ったらライバル高校のクローバーズが勝った
(女優VS殆ど元チアリーディング部所属のセミプロレベルだから
映像映画での動きを見る限りそうなるのも当然)
ハリウッド映画で高校大学のスポーツ映画では
エキストラで<州大会優勝>程度は最低限求められる
男子部員がいるのも特徴的(ただしアメリカ人ですら
馬鹿にする生徒のシーンがあるように実際はそういう
印象があるらしい)

20年前だから携帯スマホが無い
邦画予告が今の手法と違い余計なナレーション無し
英国バンド<クラッシュ> ハードロック エレキギター
絶滅危惧種 現在の音楽のメインではなく時代が変わってる

何気ないが車の運転もやってる(免許の取得年齢が
違うのもあるが”高校生か親が車を買える”、しかも
高収入層の親なら比較的高い車を買い与える、
15歳までの低学年やそうじゃない高校生はバス通学、
もちろん親などの送迎というパターンもある)

SENIORは3年生というより
<最上級生>でアメリカの高校は4年制が多い

青春映画
スクール映画
部活
恋愛


ウルフウォール
キャプテン就任決定後に難しい技をやらせ
カーヴァーというフライヤーが落下
(大丈夫と救急車に運ばれながら首を固定され
会話だけはお笑い芸人並に饒舌は爆笑)
ジャスティンがこの後映画界で大活躍してないのが勿体ない

私は自慢ではなく我慢

彼女達は女子高生のソーシャルハイラルキーではJOCK?

クリフ・パントーン 転校生
LOSER SNEEZE

オープニング<悪夢>は日本語で検索すると
”激励会”でフットボールやバスケ試合前にやるよくやる

トーランス
アーロン

部員が骨折(休部欠員)したのでオーディション

Standing back(タンブル)
YELL 
The Toros sure are number one .

Front handspring step out 
Round off  back handospring step out 
Round off back handspring full twisiting lay out
(この程度のテクニックは普通にやれる人が多い)

州予選で大量のエキストラチームがいる中で
BRONCOSというチームは出場前に皆で祈ってる
さくっと描写してるがこういう信心深い人達も意外と
存在してる
この時代で既にゲイを扱ってる

ヤク中の振付師が他の高校にも2000ドルで
教えていたので先にパフォーマンスしたチームが
全く同じ<ヒラヒラ>を披露
(キルスティンの目が飛んでるのが爆笑
アメリカ人はこういう表情だけで笑える
日本人は能面か過剰か両極端が目立つ、しかも怒るパターンは
鬼の形相で大声出すしか演技できない)

クローバーは金欠で出場が危ぶまれていたが
ポーレッタという黒人女性MCの番組に助けを求め
<願いを叶えてくれる>

バスケットトス
奨学金

本当の大会ではああいうダンスばかりではない
150秒の間に2つの要素があり、
前半30秒BGM無しがルール
(RCHならRed&Black(スクールカラー)!GO Toros
WE  ARE~~etcのアメリカ的な応援コール後、パフォーマンス
普通にチアで見るのが多い部分)

この映画がアメリカ中高校生に絶大な影響を与えチア入部者が
増えたらしい(20年前の事だが)


Universal Cherr Association (UCA)主催
アメリカ国内だけでも複数(NCA等々)の
チアリーディング大会がありこれは最高峰
フロリダ州フロリダといえば?そうディズニーランドの近接会場
参加者達は終了後に当然こっちも楽しむ(映画の設定はこのUCA
ただし権利関係で具体的にUCAを使えなかった/莫大な使用料を
避けるとかそれが理由と思う)

1チームは当然1部門しか出場出来ないが1校で複数出場するのは可能
(チア・ポム・ダンスの違うクラブとかチアチームが学年年齢か
演技内容で学校全体で1600人越えするような大きい高校は
2チームある場合もあるし現に出場してるのも普通)

1. スピリット・チェアリング:スクールスピリットを表現するチアリーディング。
2. スタント/ピラミッド:スローまたはトスで行われるスタントやピラミッド競技。
3. ジャンプ:個人またはチームで行う、ジャンプを中心とした競技。
4. ダンス:ヒップホップ、ジャズ、ポンポン等のダンスを中心とした競技。

出場エントリー別
・ 小学校部門
・ 中学校部門
・ 高校部門
・ 大学部門
・ オープン部門(18歳以上)

チーム人数15人以下(スモールサイズ)16人以上(ラージサイズ)
それぞれ別に競技する(州大会優勝レベルでも恐ろしい程ハイレベルで
全国優勝レベルは圧巻、大学部門は難易度が上がるからより見応えある)

今年偶然通りかかったイベント会場で
(それを目的とせず人だかりがあったので何?と見てみた)
ある大学チアリーディングがパフォーマンスをしていて
実際に見たら迫力が有るし面白い、その大学の
チアリーディング部映像を探したら幾つかあって序に他所の
大学も探してみた、そしたらある特定の個人マニアが
<追っかけ>していて特に関西圏の大学チア部をしつこく
撮影しUPしてる、私が感謝するならマニアとか書きはしない
そいつがチアのBGMが始った瞬間に<編集し音楽を被せ
会場の音声を消す>おいおいそんな変な音楽を聴くために
見てるのでなく会場の歓声とかその場の雰囲気を知りたい
全く日本のマニアは変人しかいないとアメリカのチアは?と
仕方なく探してみたら<殆ど無限に近い量>と<比較にならないレベル>
大学公式、チア個人、コーチや両親、そして大会公式
(高校も同じく高校公式、個人、コーチ、両親や大会公式)

それからアメリカのチアを見るようになり
序に高校生や大学生の個人ブログ(BではなくVLOG)も
見るようになった、お陰でアメリカの高校や大学が色々分る
(高校生や大学生の事も)個人や公的でも表層的なことしか
触れないし、映画は現実とは違うがそれでも痛い所を
<誇張して描く>事もあるのでどんなものかと見たのがこれ

因みに英語検索する場合に
CHEER LEADINGで検索してもまずヒットしない
(無いことも無いがアメリカ英語表現は異なる)
正しいアメリカ英語表現を検索すれば恐らく
全部見るのは不可能と思う


映画では描写する必要があるとは思わないがこのUCA等に
出場するメンバーの夕食はホテルでデリバリーのピザ食ったり
<フォーマル>とドレスコードがあり日本で言うファミレスで
ディナーだったり(女子高生や女子大生がそれをブログにすれば
当然OOTDでチームメイトに説明をさせ、鏡に映った
自分のを説明するのは定番中の定番、今まで誰一人ユニクロ
口走った女子はいない)、部屋に戻ってメークを落し、また翌朝
メークを延々と(10分以上)してるのを見せられる

これらを見て分るのは<アメリカ人はプレゼント好き>
<とにかく中流層以上は金が掛かる生活>
<よく食う>
<ブレークアウト/日本で言う円陣>応援歌などの
リズムやフレーズなど全てアメリカがカッコイイ

チアと似て異なるのがPOM TEAM或いはPOM SQUAD
(学校によって名称が異なるだけ)そしてダンスチーム
(ダンスチームでもチア的なことをするダンスチームもある
チアがダンスをするのと流れでは同じ、チアとダンスチームが
一緒に応援する場合もある)

ダンスチームもジャズダンスやヒップホップそして
高校ならK-POPもあるし総称しCOMPETITIVE DANCEとか
学校によって名称や内容が違う(小中学校からやってないと
出来ないレベルの運動能力が求められるような難易度が高い
パフォーマンスから好きでやってる程度までチームに違いがある)
もちろん学校が違えばレベルも違う/ダンス部の事だが
チアも同じ