オスプレイが3700億円でも高くない理由だと?壱百九
ネットが全般的に保守的好戦的な意見が支配する傾向が多いとは言え
現在ヤフーで自衛隊の装備品などに関して否定的な見解を示し掲載するのは
清谷と言う人だったかなその人くらい。それ以外に関しては基本的に未だに
「大艦巨砲主義」の傾向があり、現に軍事ブロガーという意味不明の肩書きで
意見を述べていたくらいだ。
(大艦巨砲主義という言葉はその時代には存在しておらず、戦後に
批判的に使われた言葉だろうが)
スペック自体どれだけ正確な数値か不明な点もあり
(航空機は特に天候気象条件に左右される部分がある)
どんな航空機でも当てはまりオスプレイだけとは言わない
最高速度×最大航続距離×最大搭載量での組み合わせでの飛行は有り得ず
1つをとれば他が劣りカタログ値はあくまでも参考値で実際には
85-90%程度がマックスの組み合わせになる
(最高速度で最大搭載量で飛べば航続距離が短くなる)
巡航速度でもヘリコプターを遥かに上回る速度ではある。
しかもネトウヨは何を勘違いしていのか不明なのだが
一方通行で戦艦大和の沖縄特攻みたいに片道通行しか
想定してない、オスプレイの最大航続距離ならスピード等を
勘案しても可能かもしれないが普通に考えたら
「帰り道の心配をする必要もある」帰りは空荷として
那覇基地に緊急避難的に着陸する事は可能だがそうなると
そのたった1回しか有効利用は出来なさそう3700億円なり
アメリカ軍が導入したのはトランスフォーメーションの
一角とか--無人機の導入もその類--国防戦略の一環
日本の場合はせいぜい対症療法の短期戦術的思考でしかない
防衛計画や国防戦略での枠組みが先にありその中で
高速機が必要と言うのであれば分かる
(当然他にも高速輸送手段をセットで確保するだろう)
仮に占領されても奪還作戦で有用」程度でしか導入してない
災害出動は後付でその性能に見合う災害なんて発生してないけどね
(毎回書くけど2014~2015年だけでもオスプレイでしか
救助救命できた災害なんて発生していない--それ以前を探すと
オスプレイが災害出動には全く役立たずと結論されるから止めとけ)
理解不可能なのが単行本に書いてる人がその中で
尖閣に運ぶ協定が出来ていると”真面目に”出版物に掲載していた。
軍事関係の人は軍事には詳しいのだろうが国際関係に詳しい人は
<尖閣程度では米軍は血を流さない>と書いているしそれが正しいと思う
無人機や衛星画像提供程度はするかもしれない。
オスプレイ単独で飛んで火にいる夏の虫に米軍がするわけが無く
そうなると遠征打撃群を編成するはずだ、災害援助ではない
対空砲火対空ミサイルが飛んでくる場所にオスプレイだけ派遣する?
空自が援護するなら空自+海兵隊の共同演習が必要だが
やっている気配はない(地球の裏側で隠密裏にやってるなら別)
そして口先だけのヘイトスピーチの塊トランプみたいな奴が
大統領候補の候補になるような末期症状のアメリカでも一応民主主義の
手本のような国で外国と戦争するには「議会の承認が必要になる」
大統領がOKと言っても--オバマは約束したが「議会もOK」という保証は
全く無く尖閣程度では間違いなく否決されると言われている
(国際情勢に詳しいネトウヨには今さら不要な説明か)
この大統領-議会トリックに騙されて安心してる事は無いと思うが
国際情勢に随分詳しいネトウヨ。
価格面で言えば単体ではなく周辺機器や予備部品等々も含めている為価格が
上がると言うが、既に導入しているチヌークやブラックホークなら
それらは殆ど不要。今後の飛行教育整備教育や維持管理を含めると
壮大な手間とコストが増えて融通も利きづらく為る訳だ
何もLCCみたいにしろとは言わないが機種を減らすと様々な
メリットがあるのに、それでいて現状の自衛隊の輸送力/量的が
高いかと言えば低すぎるくらいで、導入のメリットより
その多額の経費などでのデメリットが遥かに上回ると
経済的な観点からは指摘されてる、安保法案とかTPPとか
日本がアメリカから独立志向になり平等になるといいつつ
逆に追随して尻尾をふる犬に成り果てている。
ネット上を見る限りオスプレイの利点としてあげるのは
「速度 航続距離」だけ。導入を決定したのも防衛省ではなく
議員が否定するなら兎も角