四十八.「幸せの隠れ場所」(ザ ブラインド サイド)






四十八.「幸せの隠れ場所」(ザ ブラインド サイド) 
サンドラブロック・ アメリ


私の誤解かもしれないがこれでサンドラがアカデミー主演女優賞を
獲得したのかな?


この作品に対する評価として「白人の大金持ちが貧しい黒人に施しをする」という面を取り上げていた、見方によっては確かにそう受け止めれる。ただノンフィクションで最近の出来事だ、しかもアメリカ人が愛して止まない



 さてまた前置が長くなった、感謝祭の前日にキリスト教
(当然私立)の学校に通う息子の演劇を見た帰りに体格のよい黒人少年
(高校生)ビッグマイクが一人歩いている姿を見つける、サンドラが「これから何所に行くの?」と尋ねると「体育館」と答える、多分それで行くところが無いと察して「車に乗りなさい」と言って自宅につれて帰る、
夫は非常に理解がある上にサンドラの性格を知ってるのでOKする。


翌朝ビックマイクを探す、つまり家を出ていこうとしていたのだ、呼び止めて自宅というより邸宅?豪邸に連れ戻すそして感謝祭の食事をしよう家族があつまるが夫も、高校生の娘(ビックマイクと同級生)、小学生の息子も夫妻の出身大学のミシシッピ大学のフットボールをテレビ観戦しながら食べていたが、ビックマイクだけは食堂のテーブルで食べていたのでサンドラがテレビのスイッチを消してご馳走をテーブルに運び食前の祈りを捧げ
家族でテーブルを囲み食事をし、一緒にビックマイクの服を買いに行く。


 初めは学校の成績もイマイチだった彼だが決して頭が悪いのではなく
、熱心な教師に教わりながら少しは成績が上がりフットボールに入部できる、体格にも恵まれてるが知識が無いのと性格が優しいので初めは役立たずだったが、彼を迎えてくれた家族はスポーツ一家で男の子が
体力トレーニングとかで特訓をする、そしてサンドラのアドバイスが効いて急成長=ブレークスルーして高校の試合でも勝ちまくる、
当然大学のスカウトの目にも止まる、

何人もの大学のスカウトマンか監督が自宅に訪ねて来る(スカウトマン本人が登場:この手の場面では宣伝も出来るので本人が出るのがお約束)
 この映画で1番面白いシーンで弟になった男の子が「兄さんが入学して僕にはどんなメリットがある?と聞いて」帽子をあげるとか、大学には入場自由とか、フィールド入場自由とか、試合で入場するときはチームを率いてもらうとか散々特典をつけさせる。、大学には奨学金で入学させたいので更に成績を上げるために家庭教師を雇う“キャシーベイツ”だ


アカデミー主演女優賞の、彼女もミシシッピ大学卒業という
設定だがのちにこれらが問題になる、しかしキャシーベイツも流石だしんみりさせてくれるぜ。


 


いい作品だったがはしょりすぎで、幾らなんでもアドバイスを一言しただけで急激に上手くなるとは思えなかったです。