六十五 「バッドエデュケーション」スペイン ・ガレルガルシア ベルナル  ☆☆☆





六十五 「バッドエデュケーション」スペイン ・
ガレルガルシア ベルナル  ☆☆☆


滅多に見ないサスペンスではあるが、主役に惹かれて鑑賞したがスペイン系の作品の、映像、ストーリが面白かった


 


インディペンス映画の監督のもとへ神学校(日本には無いのでイマイチどんなシステムとか存在が分らない)時代の同級生(ガレルガルシア)が訪ねて来る、すっかり見かけなどが変わり直ぐには彼とは分らなかった。今は劇団で演劇をしながら脚本を書いているから読んでくれと言って部屋を出てゆく、作品を読むとスランプに陥っていた監督にとっては素晴らしい作品だった、数日後ガレルガルシアが来て作品の出来を聞いたら「是非映画にしたい」と答えると彼は「主役は是非俺にさせてくれ」と頼むが監督はいや
君では主役の体型ではないし仕草も無理だと言うと「約作りやリサーチをするから」と粘る、その他にも余りにも粘るので(役作りが出来たら)という条件で主役にする事にする。


実は主役は日本で言えば「ニューハーフ」なのだ。ちょっとストーリーと
前後するがこの脚本を読む部分が劇中激になってるのと監督と
ガレルガルシアのやり取りなどの現実部分が交互に現れて作品が流れてゆく構成になっていく、以下脚本(重要なストーリ)


 


昏睡強盗をしていた男娼が眠ってしまった相手の財布や身分証明を見てみたら神学校時代の友人(実は監督)だったことに気付き、盗みをやめ手紙を
書いて男相手に行為をしてた、で昔のことを振り返り神学校時代にコーラスが上手だった男娼は(勿論子供時代からそんな男好きの子供ではなかったが)神父から可愛がられ、性的な接触もされてしまう抵抗が出来ないような相手で(後に校長にもなる)トラウマを抱え込む、幼少時代の監督と仲が良かったが何かの問題で(忘れたw)校長から嫌われた彼は学校を
追い出される。


やがて時代が流れ、男娼が神学校に盗みに入り序に校長に面会を求めて言って、幼少の体験を語り脅迫して金銭を要求する(整形費用)、校長は金が無いと断ろうと思うが別の神父が男娼を殺害してしまう。


 


つまり監督もホモでガレルガルシア(男娼とは別人)は主役になるために監督と何度が寝る、さて映画を撮影しているとある出版社に勤めるという男性が訪ねて来る、実はその男がかつての校長で、一度脚本を読んでいたつまり・・・・その話しは実話に近いことで


事実を語り始める、脅迫に来たのは校長をやめ出版社を経営してからで大金は用意できなかったが何とかなだめるだけのお金を数度に渡していたが、弟に目をつけ弟と男同士の関係になり兄(男娼)を殺害したことを告白する、つまり友人を名乗っていたガレルガルシアは友人の弟だった。


 


映画はヒットして監督は意欲作を作り続ける、ガレルガルシアは殆ど
「一発野郎」状態でのちに衣装係と結婚――――――

この作品自体が実話 史実でした。