七十一「ミレニアム・ドラゴンタゥーの女」スウェーデン





七十一「ミレニアム・ドラゴンタゥーの女スウェーデン 2009年
 ★★★★★


製作会社YELLOW BIRD    
     本編145分/全編152分


 


原題はスウェーデン語で「MON SOM HATAR KVINNOR」


原作者:「スティーグ・ラーソン」監督:「ニールス・アルデン・オブレブ」


 


主役:ジャーナリスト:ミカエル役「マイケル・ニクヴィスト」設定45歳(実年齢49)


スウェーデンで最も愛される俳優の一人と言われる人、主に劇団で活躍


準主役:ハッカー女性:リスベット役:「ノオミ・ラパス」設定25歳(実年齢29歳)


殆ど新人に近い、本作品の為にバイク免許取得やピアスの穴あけ(鼻とか)したらしい。


ティーグラーソン(2004年死去)のミステリー3部作の第1部 一話完結だが一応関連があるシリーズ特典映像で家族関係や人物関係の相関図があったので人間関係が非常に分りやすい(ネタバレだが犯人が親族内にいると言うことも暗示してたのかな)言語や制作費や製作本数の関係で洋画の中心はアメリカだが社会派の映画はイギリス、フランス、ドイツも負けてはいないミステリーなども加えるとスペイン、スウェーデンもある。


 


ノオミ・ラパスはハリウッド作品にも進出してそこそこ成功して


かなり評価されている(一部の真の映画好き批評家とかアート作が好きな人とかに


大衆作や大手の宣伝記事しか書けない奴には無理)


 


一概には言えないが今の日本のミステリー系の流れは(カイジ)(ライアーゲーム


インシテミル<どんな意味なんだ??>)で豪快キャストが多数出演してストーリーよりも常套手段でキャスティングで話を進める、アメリカは(天使と悪魔)(ナイト&デイ)みたいに大物が1~2人出てCGとか豪華ロケとか金を掛け捲り話しを進める。ところがフランスやスウェーデンの作品(その他欧州系も)だと、主役と準主役のしっかりとした配役+、出演シーンはそんなに多くないが絶対に欠かせない脇役陣そして重厚なストーリーで構成されているので、アメリカ作品を見まくって食傷気味の気分の時ははるかに面白い。


 


主役以外の登場人物


 


依頼主「ヘンリック」大企業 ヴァンゲルグループ元会長 (伯父)


ハラルド(存命)リカルド(戦死)ゴットフリード(父)事故死


「3人はヘンリックの兄弟」


イザベラ:母  マルティン:兄  


「ハリエット」ヘンリックの姪 1966年16歳で失踪した美貌
(悲劇の一因)の長女


他に一族は合計で30人位いたらしいがヘンリック曰く


「互いに嫌って器も小さいがに汚い」


 


仲介役兼顧問弁護士    


地元警察のモレル警部


 


チャプターの名前


1:判決 2:調査 3:押し花 4:ヴァンゲル一族 5:パレードの写真
6:後見人7:写真の奥8:おっせっかい 9:猟奇殺人10:映像記憶
11:首飾り12:狙撃13:犯人の足あと14:快楽の果て 
15:母と娘16:再開17:名誉回復 18:監視カメラの女


 


ミレニアム 第四部出版記念 でもないが


多分文字制限にかかるので初「分割掲載」する


これがスウェーデン(世界にも広がりつつある)の社会背景やら社会情勢やら諸々の批判も込められて、娯楽作や出版本の焼き直しの邦画が

世界進出できるわけ無いな---(ミレニアムはハリウッドリメークされた)


 


 


 


 


PS 5年前くらいのを今さらブログに掲載していっている


   元々は海自や陸自に米海軍の画像を中心にしていて


   その後画像はIGに引越し、映画レビュー感想は 


   予定していたものの何故か放置していたので


   相当遅くなった、直ぐにPCで書き上げたものは


   ここにアップできるが裏紙に走り書きしている


   のも多数有り、それらは<清書>してない