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☆☆☆★ 本編９５分 / 全編 １００分製作：ＥＡＳＴＥＮ ＰＲＯＭＩＳＥＳ プロダクション主演俳優：ヴィゴ・モーテンセン（アメリカ出身）主演女優：ナオミ・ワッツ（イギリス出身）脇役：ヴァンサン・カッセル（フランス人）恐らく英仏等数カ国で共同資本で運営、オープニングでこの会社のロゴが出た瞬間「良い作品に出会った」と中身をある程度しか知らないのに内容は確信できる。舞台はロンドンなのに何故か撮影の一部はカナダ（オンタリオ州）で行われている。
- 製作会社が異なるのは恐らく日本流で言えば「製作委員会方式」で複数の会社や個人が関わっているのか？映画製作とＤＶＤ権の違いだろう。ジャンルがマフィア・ギャングとなっていたがその中で少しだけサスペンスタッチで
- （イギリス人でナオミと言っても日本の血は流れてません）ガ偶然関わった日記の手帳を巡りロシアンマフィアと知らず接触した男性達とのやり取りなどがハイテンションでなく日数的にはクリスマス前から年明け迄とエンドで恐らく数ヶ月後の結末を描いていた。サスペンス的に誰かが命を狙われたり、
- マフィア流の殺人が行われたりするが、目まぐるしいほどの流れではなくましてや“大作”？みたいに派手なカーアクションや大爆発などは存在してません。そしてこの作品ではロシアンマフィアだったが欧州では他にも旧ユーゴ系やチェチェン系など様々な犯罪組織が問題化していて特に売春と麻薬で売春婦は誘拐や「給料が良い仕事がある」と母国は経済発展など有り得ない地域から呼び寄せた若い女性を麻薬付けにして働かせているみたい、警察系の作品ではよく登場するパターンです、日本でも援助交際など時々問題になるけどあんなの個人の問題で社会問題ではないし、つくづく平和な国と思う。ストーリー：ロンドンの薬局で女性が買い物をしていると少女が「助けてください」と入ってきて下半身から出血して倒れる、担ぎ込まれた病院では処置が行われるが胎盤剥離で赤ちゃんは助かったが少女は死亡、助産師だったナオミは少女の身元が不明なのでバックに入っていた手帳を家にもって帰る読むことにする、亡くなった父と同居している伯父がロシア人で母とも同居しているので３人暮らし、伯父に手帳を翻訳してもらおうと頼んだが「患者の持ち物を盗んだのか？」と伯父は怒る。ナオミが手帳を見ていると（勿論読めない）中に名刺が入っていたのでバイクでその名刺の人物がいるレストランへ行く、そこはロシア料理店で自分が助産師で病院でのことを話し支配人に会いたいと言うと《よく見かける白髪の人》その支配人は中に入るように言って今日はパーティーがあるから時間があまり無いからと厨房でボルシチを作りながら話を聞く、死亡した少女の手帳がロシア語で読めず伯父に翻訳を依頼しているが名刺を手掛かりにココに来たことを告げると支配人は「その手帳を私が翻訳してあげよう、明日持ってきたらボルシチをご馳走する」と言うが、手帳は伯父に渡したのでコピーを渡すと言うという。店を出てバイクに乗ろうとすると運転手のヴィゴが近くに立っていて「良いバイクだ」と褒める。理髪店で客と理容師が話していると理容師の息子が帰ってきて理容師が
- 「仕事を手伝え」といい客を押さえつけるとと息子は髭剃りで首を切って殺す。ナオミが自宅に戻ると伯父があの手帳は「麻薬」「売春」など危険な言葉が出てくるので危険だ関わるなと言って手帳を返さない。翌日にロシア料理店にコピーを持ってきたナオミだが支配人はあまり表には出さないが良い気分ではなかった、ナオミが帰ろうとバイクに乗ろうとエンジンを掛けるが元ソ連製のハーレーダビットソンをコピーしたバイク、エンジンの調子が悪くスタートできなかったが運転手のヴィゴが「私がやってみる」といってバイクにまたがった・・・エンジンがかからないのでナオミはバスと地下鉄で帰るというが「客を歩かせたら支配人に怒られる」と言って車で自宅へ送る。支配人の息子であるヴァンサンカッセルは暴力的で無鉄砲な性格で運転手のヴィゴを信頼していたが、父が経営に関わる売春宿で（マフィアの）
- 「メンバーになるにはここにいる女性をレイプしろ」と言って断ってもヴィゴに命令する、仕方なくヴァンサンカッセルの見ている前でレイプを終え「終わったからもう部屋から出て行って下さい」と言う、そして女性に金を渡し出身地などを聞いて名前も聞く。数日後に売春宿に警察が手入れに入りヴィゴにレイプされた女性が連れて行かれたとヴァンサンカッセルが愚痴をこぼす。病院で働いていたナオミの所に支配人が来るが
- （ロシア料理店で自己紹介し身分証明書を出したので彼女の勤務先は知っていた）そこは関係者以外立ち入り禁止の部屋だったのでナオミは不安がる、そして支配人は「あの手帳に書いてあったことは私の息子のことで息子は暴力的でしかも法律を犯している、あれが公になると困る」と言う、直接的に威圧的な脅迫ではないが暗に危ないことに関わるなと暗示する言い方をして去る。理髪店で殺された人間の死体を処分しなければならないので運転手のヴィゴがその手のプロでもあるらしく、冷凍庫にしまわれた死体の指を切り落とし凍った服にドライヤーをあて財布を抜き出す（カードなど身元特定に繋げないため）そして死体を川に捨てる、警察が死体を発見して調査するとメモが入っていた。死亡した１４歳の少女の出身地などの手掛かりを求め赤ちゃんを肉親の元へと届けたいと思うナオミだったが手帳の内容が衝撃的で「友人に騙されロンドン市内で接客して、歌って高給をもらえる仕事があると来たが、麻薬付けにされヴァンサンカッセルに暴力を振るわれレイプされそうになったところに父親（支配人）が来て止められ父親にレイプされ妊娠した《要約です》」と書かれてあったのだ。しかしそれを公表することが目的ではないし伯父はロシアマフィアの怖さを知っているので関わるなと言ったがあちらから手帳を返せと言ってきたのでファーストフード店で家族３人で相手が来るのを待っていたら、ヴィゴが来た「住所を教えてほしい」と言ってもロシアの親族の元へ行っても必ずしも幸せになれないといって手帳を持っていく、怒ったナオミはヴィゴに唾を吐く。美容室で男を殺した息子がサッカーの試合に応援へ行こうと歩いて墓地にいたところを復讐のために殺される、そしてその父親の理容師も脅されるが首謀者であるヴァンサンカッセルを差し出せば命は助けると言われたので支配人の所へ報告に行く、支配人は「よく報告に来た、しかし今後は私に報告なしで勝手な行動をするな、息子の命令に従うな」と言う。手帳を支配人に渡したヴィゴはナオミの叔父は知りすぎたので“消えてもらう”と言ったヴィゴは彼を張り込みしていてアパートに向かった後に自分も歩いていく、それ以降叔父がナオミの所へ戻ってこなくなった。ヴィゴに尋ねても知らないといわれ、赤ちゃんの住所を手渡される。ヴァンサンカッセルとヴィゴがロシア料理店の厨房に入っていくと支配人が息子に「ブランデーを取ってきてくれ」と言ってヴィゴと２人で話しをしてマフィアのメンバーになる事を持ちかける勿論承諾して数日後に他の組織のボス達による質問で「父親の職業はクソ」「母親は淫売だった」
- とか言われ刺青を彫られ見事メンバーになる。ヴィゴが理容師と公衆サウナに入って理容師がトイレに行くと言って出て行ってロッカールームにいるとやばそうな２人組が入ってきて「何所にいる？」
- と言うので中央にいる刺青で分るといったので２人組がヴィゴに襲い掛かる、ヴィゴも重症を負いながら相手を殺し何とか命は助かる。ヴィゴは入院してある程度ヴィゴが回復すると病院に刑事がやって来た、実は事情聴取ではなく彼はロシアに繋がっている刑事で警察もＭＩ－５と連携している重要な覆面捜査（潜入捜査）で死体にメモが入っていたが危険なことはするなと言われたが、「マフィアのメンバーになれた、支配人はレイプ犯でＤＮＡ解析をすれば逮捕できる、そして私がボスになる」
- と言う。ヴィゴが退院しようとしているとヴァンサンカッセルが赤ちゃんを誘拐して
- エレベータに乗った、ナオミが気付いてヴィゴを責めると「俺は知らない」
- と言って２人で追いかける車でどこかに向かっていったがヴィゴは心当たりがあったので以前死体を捨てた場所へ行くと自分の妹を殺さなければならないヴァンサンカッセルが泣きながら赤ちゃんを見ていたがヴィゴが歩み寄り「私と一緒になるか」「父親を選ぶか」
- と言われ赤ちゃんを渡す《サウナで襲われたのは息子の身代わりに顔を知らない相手に刺青のあるヴィゴを標的にさせた支配人の裏切りだった》。そしてヴィゴは叔父はスコットランドの
- ５星ホテルにいる古い人間だから「殺されるか」「ここを去るかどちらかを選べ」と言ってファーストクラスで送ったと言う、そしてお別れだと言ってキス。
ラストはナオミが赤ちゃんを引き取り叔父も戻ってきて合計４人で暮らす、そしてヴィゴが支配人になる（ヴァンサンカッセルは描かれず）。
