FFGXはFREMM


☆FREMM


幾つかの検索サイトから来て読まれてるのが
<次期護衛艦FFM>で自分でこの文字を検索しても
ヒットしないから何か別の用語も含めて検索してるのだろう。

殆どのサイトでは自惚れ無知自己陶酔フルパワーで
自衛隊凄い>とスペックを語りまくり妄想戦争で
自己都合による敵国には弱点のみ自衛隊にはあり得ずで
展開される3文小説以下のスペック戦争は日本勝利で終わるから
私がネット上で1つくらいそれらを否定し、客観論を述べても
バランスは丁度よいどころかまだまだ不足する。


ドイツ海軍の新型フリゲートが対潜兵器を装備せずヘリに依存し
どちらかと言うと海外展開や特殊部隊運用を重視してる事を、
ロシア海軍の潜水艦増強に対処できない役立たずだと切り捨ててる
軍事評論家(とそれに釣られる素人スペック主義者達)がいた。
確かにトップヘビーのアンバランスや建造時のミスなど多発し
ドイツと言えば精密工業重工業の国というイメージは崩れつつある。

しかしNATO-OTANは加盟国1国への攻撃は全体への
攻撃と見なす為に個別運用に関してはその国独特の思想がある
(褒められたものではないが相互運用つまり相互依存があるので
他国に頼る事も出来る、現に揚陸艦・補給艦などは単独運用ではなく
協定国同士で兵士を乗せたり補給をしてる、海自も大規模訓練以外に
米海軍と相互補給をしてるFB・IGを見れば海自がしたり
されたりしてる画像は大量にある)
アメリカ海軍のLCSも従来の重武装イージス艦では大きすぎで
小回りが利かない為(コストも大きい為)建造した小型艦で
ローコストを1つの柱にしようとした結果は失敗したが、アメリカ海軍の
次期FFGXもイージスより軽武装にしてる、LCS型とのコンペで
LCS型を破ったのでLCS型には完全に失敗してそれよりは
汎用性を求めてるだろうが。
(しかし海自はLCS型の劣化コピーを忠実に再現し、
アメリカ軍が失敗したモジュール方式のマルチミッションを
自分達なら出来ると完全に傲慢になってる、ドイツ海軍フリゲート
トップヘビーで失敗してるが、海自FFMもガスタービン
損傷してる事故を起してる、その手の自国の事故に関しては
目が見えなくなるのがスペック主義者)

そしてアメリカ海軍FFGXもアクティブバウソナーは搭載しない
(LCSも搭載してない)
次期護衛艦FFMもアクティブソナーは搭載しない
(両方とも曳航式のパッシブは装備するが)

コスト面もあるはずだがもう1つ<アクティブは偶然と幸運がなければ
探知は出来ず殆ど役立たず>
アメリカ海軍が導入する予定のFREMM(フレム)型
Frégates mùlti mission
マルチミッションとしてるがフランススペイン海軍は
旧式は対潜・対空型などミッションを重視してる為に
呼称がそうなってるだけで。


そして米仏スペインドイツ(ロシアイスラエル)は
特殊部隊運用を重視し対テロも重視したのに対し
海自FFMは対潜の一部を削った割に特殊部隊運用は
重視してないらしい。
フロッグマン運用設備をSSBに充当する事も
不可能ではないが流用は流用でしかない)


ドイツ連邦軍が新型フリゲートを広報で紹介してるので
見てみた、ウィキには特殊部隊運用とされてるが実際には
KSMより水陸両用部隊(ドイツ版海兵隊)での運用が多い
ドイツの水陸両用部隊がマリーンリーコン並の事をやるらしく
準特殊部隊と言えないこともないが、装備に関し
海自立検隊の後進国並の装備と比較するのは間違え
(海自立検隊は乗員を訓練するのに対しドイツ水陸両用は
選抜隊員で同じラインで語るのは厳しいが、ドイツ軍は
広報公開性も優れてるのでその部隊も詳細に紹介してる)
装備もドイツ水陸両用部隊はマリーンリーコン並みで
水上作戦なのに陸上部隊と同じものを持ち運ぶのは驚き
(必要な時があるかも知れないので多分海自護衛艦では
対応出来ないこともリーコンやドイツ水陸両用なら対処可能)


ロシアのアメリカ海軍LCSの超劣化コピー哨戒艦程度の
コルベットも対フロッグマン(海軍特殊部隊など)の装備がある
つまり昨今の海軍は特殊部隊運用と対特殊部隊運用を重視しており
海自みたいにWW2艦隊決戦の再来を重視するのが時代錯誤、
それが分っておらずドイツフリゲートを役立たずで海自の
重装備型護衛艦が唯一の正解と思い込んでるのがガラパゴス
イスラエル海軍もフロッグマン対処を重視してる事が
広報から分る、概ね自軍がその手の作戦をするした場合に
敵がする事も想定してるのに対し海自には経験が無いために
発想が無い、もちろん日本の御用評論家も)

 

PS
太平洋戦争中に日本海軍が海防艦駆逐艦で6種類以上の
生産をしたのに対して、アメリカ海軍はコルベット
駆逐艦で3種類ほどしか建造しなかったと思う
(改良発展型を加えた末期を除き基本型)
海自の護衛艦も未だに多品種少量生産の非効率性を
繰返すのに対しアメリカ海軍ですら護衛艦に相当する
タイプの駆逐艦はせいぜい2~3種類しか作らない
(ズムヲルトが駆逐艦には当てはまらず護衛艦ではなく
攻撃重視だから除外、アーレイバークの初期と後期を
2種類としても4種類しかない、LCSを数えないなら2種類で
海自の護衛艦ヘリ空母を除くと9種類~10種類は異常)

工業力が無い日本が多品種少量生産で非効率の権化
非効率の手本だったのに対し工業国アメリカが
合理性効率を優先したその落差も敗因の一つになった
(逆に日本が単一種でアメリカが多品種としていても
負けは負けだったが)

 

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ソナー音波の輻輳 これにヒットしないと探知不能

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可変深度でないと探知はほぼ不可能

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FREMMのCICモニター 8名オペレーター3名士官 1艦長で各自3つモニター

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ロシア対フロッグマンソナー

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ソナーオペレーター さすがに画像見せず

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ヘッジホッグみたいなフロッグマンキラーロケット弾

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ロシアコルベットCIC

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このタイプ 数字でクラスを表すみたい