Shadow Zone

 

☆オオカミの歌

<LE CHANT DU LOUP    >
2019 PATHE

フランス映画でソナーアナリストの
白人イケメンを主人公にした映画がある、
ハンターキラーと比較するとまだましな部分が
ある荒唐無稽映画で白人美人が出てくるから
目の保養になるだけ良かった。

以前書いた北極浮上訓練に参加したアメリカ海軍潜水艦に
乗艦した民間レポーターシリーズが全部で6~8つあり
そのうちの1つがソナー
SOund NAvigation RAnging /SONARを特集していた
ソナー員達のチーフにあたる下士官に士官食堂で
インタビューしその<背後/ハイゴ/安倍元首相は
セゴと読んだので振りがな>にXOが監視役として
機密と公開のラインを判定するために、途中で
「NO GO」とそれ以上は駄目だとかその話は駄目と
駄目だしをする為にいた(もう1人サッポー/CHOPの少尉がいたのが
理由が不明、彼は広報も兼ねていたのか?)


日本で言う変温層などの説明でそれ自体はスペックマニアや
自称軍事に詳しく潜水艦の最大の武器は潜航深度と
勘違いしてない人なら知ってる事などを説明してたが、
ソナーモニターがどういう風に音波を表示しそして
それを解析してくのかを説明していた。
(もっとも日本国内・自衛隊ならそのソナモニターすら
電源を切った黒い画面ですら公開しないので意味不明だと思う)


ロサンゼルス級のその潜水艦本物ソナーモニターでは
説明せず番組制作によるCGでのソナー表示の説明だったが
非常に分りやすかった、この<猫とネズミの追いかけっこ>に
関する解説はフランスの番組も見せていて探知側(ヘリや水上艦)からの
退避テクニックも具体的に簡易的なCGで解説していたのとほぼ同じ事を
アメリカのこの番組でも解説していて、潜航能力よりも退避テクニックが
より重要で深く潜れれば確実に敵の探知から逃れられる訳でもない。
(絶対数が多い敵なら潜水艦を発見した地域に1度見失っても水上艦を
”残して配置し数日間探し続けることが可能”)

そして重要なのはBD(Best Depth)最適深度とでも呼べる
敵から探知され難い深度を把握しておく事、この深度にいたら
いくら水上艦がアクティブソナーを打ってきてもほぼ探知は不可能。
恐らくSSBNなどの戦略潜水艦は数時間毎に潜望鏡深度程度まで
上昇し定期通信をした後にこのBDに潜航し姿を隠すのを繰返す。

PS
X国の独占公開シリーズが今は10件目の新しい特集で開始
エストニアか何処かのバルト三国に派遣されるNATOのV-JTFの
戦車中隊を特集し、別の国の155mm自走榴弾砲(FH70ではなく
軌道式のやつ、名前は度忘れ)と似てる部分があるが戦車だし
国も違うから内容も異なる、戦車内の映像も紙に書いた何かの
命令書?が車内に貼りつけてありそれだけがモザだったが
他にはないし、今は知ってる人は知ってる特にそのような
海外展開する場合は車体番号を隠す傾向があるので
主要登場人物が登場するその1両以外はモザイクだったり
アングルに工夫して映さない様にしてる。
(車体番号から類推できる事が多くなったのが理由で
そこから類推する方法と出来る事は軍事に詳しい人達が
解説してない不思議、池上さんが解説してたのに)