☆1255
原題< SCUSATE SE ESISTO >
邦題「これが私の人生設計 」2014イタリア
Rai CINEMA
原題<生きていてすみません>
イタリアの女性の生き難さを表現
「死の三角地帯」とか辛辣で的確な事を言えるイタリア人
作品そのものは爆笑だが、B級映画レベルで
撮影方法とかはおもいっきりコストカットしてる
LGBTをネタにしたコメディーと
イタリアでの女性の生き難さ
それでいて<ウソ偽りは良くない>とも描いてる
レストランでのオーナー/フランチェスコの登場シーンから爆笑
最大の爆笑シーンは 偽建築家と誤魔化す為に
大阪からリモート会議とオーナーの部屋で
日本風のアイテムが何故か大量に存在して
実際にやってたら<包丁砥ぎの車が通過>
もちろんイタリア語の大音量
日本人ナショナリスト(ネオナチ系)は
日本を貶める反日映画と認定したかな?
ブルーノセレーナは美人なのにそこそこ
貶められる役をやってる。
(何故かレストランの女性スタッフ全員も
イタリア美人を揃えてる)
フランチェスコの元妻は1度しか出ないのが
勿体ない美人
ゲイバーの爆笑シーン
イタリアのおばあちゃんパワーも最強
ブルーノセレーナの伯母と
改築するアパートの住人のおばあちゃん
もやし男<ピエトロ>
設計事務所の女性達は待遇が悪いのに
残業を積極的にしてる
「いきなりご開帳、大サービスだね」
「幸せな家庭はみな似てる不幸な家庭はそれぞれ」
アンナカレーニナ
(ネトウヨ家は後者のそれぞれに該当)
イタリア人の建築事務所スタッフ達も
忖度しまくり
「皆仕事の為に嘘をついてる」
「求人2人に応募200人」
イタリアの現状をコメディなりに
表現してる
冒頭での幼少期~大学生になるまでの
村の衰退もイタリアの実態と思う
イタリアの男尊女卑は凄いらしい
イタリアが衰退する理由の1つがそれと
マフィアみたいな地下経済(税収がない汚職不平等不正で
あらゆる不都合がマフィア以外にふりかかる)
制作当時でもこの様な状態がイタリアの
就職難が普通だった
ボッチーノ 犬を連れた一見怖い奴だが実はそうではなかった
イタリアにファシスト政権が誕生したし
日本でも東条英機の生まれ変わりレベルの酷いやつが首相をしたし
(教団に倒れて葬儀にはスケスケパーティードレスを着て祝い喜ぶ
不届き者まで参列するレベル)
後はドイツだけか・・・・制度上は誕生し難いがそれでもヒトラーは
政権を獲得してしまった。