映画レビュー ハウスオブグッチ

 

☆1296

原題<HOUSE OF GUCCI>
邦題「ハウスオブグッチ」2021年
UNIVERSAL
MGM
BRON
SCOT FILM

クリムト  アデーレ
この作品はナチスが強奪しその後オランダ政府と
ユダヤ人の本来の所有者とで裁判になった曰く付き
(勝訴した側の弁護士はその後依頼殺到)

他にもグッチ家は呪われた
ヨットなど不幸を好き好んで購入してる

パトリツィアの物語
(彼女の過去回想ナレーションから始るが
暗殺を依頼したのは自分だとは説明してない)
インスパイヤードであって家族構成に始まり
経緯等もかなり改変されてる(例えば娘は2人生まれた、
パトリツィアの出所後に年金の支払い拒否をしたり
法的には有得ないが”逆勘当”状態をされた、彼女の
刑務所での待遇がブラックジョークでフィリピン
入管での”ルフィ”がLCCエコノミーとすれば彼女は
エミレーツA380の個室型ファーストクラス並み/序にチャーター機レベル
フィリピン刑務所内の処遇は劣悪で全員が横になって寝る
スペースすらなく前後で体育座りして互いに足と体が
交わって寝らざるを得ないとかメチャクチャ、
牢獄内での刑務官や警官からの暴力は時計と挨拶代わり&
警官や刑務官の気分の判別式)
スコットフィルム 従来はロゴが出ていたが
人と鳥だけに変わってるそれでも敏感な人は分る

この映画で分かる事の1つは
<トリクルダウンなんて妄想は幻想>
強欲な奴は富と権力を集中させ
富裕層レベルの消費はするだろうが
<下々の為にお金を使い滴り恩恵を与える>なんて発想なんかしない

ギアーナ渓谷の牛


アメリカのJKやJCが GUCCI~という事がある
もちろんブランドのグッチではなく別の言葉で置き換えると
<NICE> <COOL>みたいなニュアンスで
映画ではグッチが一時期ダサイブランドイメージだったが
こんなスキャンダルゴシップがあっても今のアメリカではたとえば
ユニクロー><ラクテン~><サントリ~><イチラン~>と
これまでもこれからもいわない事に1億円賭けてもいい

 

イタリア映画がアメリカ人多数によって演じられるのが
ちょっと残念(イギリス人などもいたが)


アルパチーノと分らないほど

アダムドライバー 

最後の方の牛肉の由来 伏線というか仕込などは
さすがリドリースコットと思う場面と
BGMでの演出は安直すぎ

パオロが変人(役者は本当はイケメン)ジャレッドリチャード

日本語 
ビジネス デザインなどに関する部分も出てくるが
フランス映画のサンローランほど出ず
家族の物語

1つ質問していい?
「2つだ」
2つ聞いてもいい?だ
本当の質問は次(頭が切れる)


ジュレミーアイアンズ


占い師 ピーナ  疫病神が女性2人だった

オープニングはグッチが暗殺される伏線
筆跡(サイン)も伏線
株券で直に思い出せる

英語字幕ではBGMに曲名アーティストが
音楽が流れる時に字幕表示されてた
他の監督作品ならともかくスコット監督では
BGMが時代を映す演出は若干手抜きと感じるほど
(一般的手法でこの映画は邦画とは
比較にならないほど莫大な費用をかけ撮影してるから余計に)