珍品


☆大学の軍事研究 五百八十三

衰退する組織に見受けられる幾つかの特徴に
1/手段が目的化すること
2/原理原則や理念をかなぐり捨ててしまう事
(ただし此れによって成功した事も例外的にー英断した人が優れていた)
3/3代目とか無能経営者やワンマンに牛耳られる、お家騒動云々がある。

大学の研究室や研究所等が仮に防衛省の研究費に靡いて下請け企業化
したとして2つの問題が発生する、1つは上記2/の理念を失う事と
恐らくだが日本の防衛産業/兵器が戦場では殆ど役立たずは変わらず
研究が無意味になる。

例えば日本製民生品でカメラの技術がそのままミサイルのシーカーやそれこそ
スパイ衛星~スパイ機云々の映像技術が活用できる分野では機能している
だろうが「今後の主役無人飛行機に至っては幼児並--MRJで証明済み」
とか部品程度では優れた技術を開発できるかもしれないが完全な装備で
<世界制覇>は不可能に近いだろう。

戦闘の最前線で必要な武器装備(並びにその数)と開発を目指す技術の乖離とか
自衛隊は世界でも稀な存在だろうな<実戦経験ゼロ>なんだから。

ネトウヨだけが賞賛しているUS2飛行艇、2016年11月に
インドが購入決定と<大嘘>のニュースが報じられたが
(二度と他社の誤報を批判できないだろう、しかし繰り返すし
自社の誤報は過小報道する割他社に関しては過大)12月には
交渉延期となっている、個人的信頼関係が厚い筈の”ゲリッチョ-モディ”
の間柄でも。11月にはネトウヨが勝ち誇っていたと言う事は
この交渉延期決裂気味に至っては自信を失わなければ為らないと
態々自ら宣言してるに等しい(批判派を批判したのだから)

幾ら対潜哨戒機哨戒機として優れていても何故日本が2種類もの
哨戒機を開発し揃える必要があるか甚だ疑問もある、新旧交代で
一時的に保有するのは普通だから別段問題ないが、常時並行して保有すれば
教育訓練にさいしたとえシュミレーターで済ませようにも2系統のコースを
併設する必要がある(当然人材と金と時間を浪費する、設備備品に至るまで
しかもパイロットのみならず整備員に至るまで)
そのメリットを補って余りあるなら良いのだが如何せん確か保有数も7~8機
程度だったかな(墜落しまくっているから安全性にもかなり不安がある)
”断言します”レベルで常時飛ばせる機体は3機程度で無いよりはマシだが
戦力とは程遠い(P1かP3を同数か同じ金額で保有できるだけ保有するほうが
”全体を通して見れば”遥かに有効活用できる)、研究開発に要した
時間人員予算を他所に配分する事も可能だったし削減も可能だったろうし
削減できた費用を”数少ない実弾射撃訓練”に回してやれば少なくとも
実戦的だったろうに、何故そんなに飛行艇が有用ならば他国が開発導入しないか?
日本だけが島国で特異な環境下だからだろうか?(イギリスオーストラリア等々
似た環境下にある国は珍しくない気がする)アメリカも日本に派遣してる
航空機はあるが飛行艇は開発してないのは何故か?

対潜哨戒機としては優れていないが救難機としては優れていると言う
<何時もの過大評価の誤った意見>が有るかも知れない、確かに香辛料
じゃなかった他人には自己責任を求めておいて自分には自己責任を求めない
辛抱しない行進某という低レベルのキャスターが居るが<自己責任で
見殺しにしても本人の意見上何ら問題は無かった>レベルなんだが
一応カウントは出来るけど。何故世界最高レベルのアメリカ軍すら
保有しないか・・・・・動画を見ていたら納得しました
必要が無いから(対潜哨戒機のコスト面での同一理由による無駄の
排除とレスキューシステムが異なる部分、はっきり言って日本より優れてるから
でもあるけど)装備とかハードではなくそのソフトや人材が優れてるから
で海自とは異なるSAR、S-SARで救助をするからだ。
(普通の救命ボートでも普通にUS2の着水可能波高を
楽に超えて耐えられる,そして重要なのが一定数の配備数が必要と言うのも
多くは気付いてない仮に世界最強でも12機しか保有して無いなら
無いに等しい--AH64Dもやや旧式化しつつあるが、初回の攻撃的反撃的作戦には用いる事が出来てもそれ以降やそれ以外の作戦では不可能に近いのが実態になる-特に救出作戦とか想定外緊急時には)、
他国は飛行艇保有していないから救助できなかった事故を多数抱えただろうか?
有ろうとなかろうと出来ない場合は出来ないし、救助できる場合は飛行艇ではなくとも
救助できているから助かっている筈だ(救難機が無駄であるなら
装備してないだろう、軍用機の事故とは限らないしイギリスはCGを
保有せず海軍がCGを担っている部分があるので活動数は多い)

研究開発以前の問題だと思うのだが・・・・・・
その根拠を出せとか記事にするときには根拠が無いと掲載すべきでないと
どっかの最高責任者が言っていた割に「各国の首脳もそう思っていると
確証を持っています」だなんて証拠の出しようの無い根拠の無い
自信たっぷりの答弁には驚いたから止めておく。
海外の画像動画を見ていると自衛隊が世界最高レベルと言う神話を
軽々と打ち破っているシーンが多数存在するのは偶然か?
アメリカを除いても、私としてはその自意識過剰ぶりは恐怖にも写る)



良く映画で例えるけが(アメリカ映画では実戦を基にしているのも
少なくない、勿論脚色や嘘も少なくないが)
例えば海兵隊大隊長が言う台詞「補給任務は世界で一番危険な任務だ」
(日本での認識とは900度位異なる)、戦闘シーンでは100%
携行する弾薬が不足する(あのアメリカ軍でさえ・・・・・)
アメリカ軍の訓練でAK47シリーズの取り扱いの訓練を受けるシーン
つまり相手武器を使わざるを得ない状況を想定している、
<絶対に有り得ない>と言われると予算も付かないし時間も割けず
結局は犠牲を末端に強いる事になる。

陸自内部でもJSAで北朝鮮の特殊部隊の参考にしたり
ブラックホークダウンで都市戦闘の実態を教えたりするそうだから
私が映画を持ち出しても強ち間違えでもない。

現場レベルで正しくても兵器開発部門がトンチンカンな事をしたり
上層部がそれ以上に実態を知らないと悲惨な結末以外しか起こらない
(だいたいアメリカ軍でさえ作戦失敗を多数重ねているのが現実なのに
 自衛隊が100%成功すると信じて疑わない方が狂っている)


○○検討委員会
○○対策本部 何でも仕切りたがり決断したがるがその割に成果を出してない
       責任問題になると口先はビッグだが「新しい判断」だ