時々見受けられる言説だが、太平洋戦争中に負けた日本軍が挙げた
数少ない業績みたいに数え上げられる＜硫黄島の戦い＞で米軍の
死傷者数が日本軍の死傷者数より多かったと書かれる場合がある。
＜死者数＞で見れば圧倒的に日本軍が多かったわけであるし
硫黄島の奪取占領という目的においても米軍が目的を達成した。
（予定より遅れた事日本軍の抵抗が激しかった事は否定できないし
両軍の死傷者参加者には全く非はない）
ネトウヨの定型文に等しい”全体を通して”見れば全く見当違いの
解釈がされてるわけだが、沖縄戦が米軍の
死傷者が最大になった最大の激戦であった事に無関心で
理解をしていない（住民の犠牲者も）
当時圧倒的戦力差があった日米でも大量の犠牲者を払った沖縄戦を
現在は互角若しくは兵站まで含めると圧倒的に不利な沖縄の
占領を何故中国が行なうのであろうか？（米軍がいなくても
中国本土から沖縄まで移動する距離に変わりは無い短くなる
訳でもない、反撃される物量とかが減るかもしれないが）
そして中国軍が大量に日本に軍事力を割くと国内での
民族問題が再燃する、幾ら弾圧しても中国の広さがあれば
何処にでも逃げられるし一種の2正面作戦となってしまい
火種に着火するような愚行だ（警備その他諸々が確実に
日本への侵攻に労力を割かれてしまうからここで
反抗しないウィグル族などは賢いとは言えない、仮に
弾圧を強化するとそっちでも費用が嵩むから経済的には
沖縄を占領できてもコスパが悪い）
戦争となればインフラも破壊されるから水や燃料など
中国軍が自前で調達しなければならないがその兵站能力は無いだろう
（太平世戦争中のアメリカ軍が如何に凄かったかと言うのは装備兵器に
注目が集まるが弾薬食料はもちろん膨大な量の燃料や海水のろ過装置等も
持参してそして”配布できた”事もあるのだが---現在のマイクロファイバー
での濾過でなく重油の燃焼による一種の蒸留水）
PS 在日米軍が撤退すると沖縄が占領されると言うが、米軍がフィリピンから撤退
してもフィリピンの主要な島は占領されなかった軍事的優位で言えば圧倒的な
フィリピンすら占領してないのに何で沖縄日本が？となる。
☆メディアがそもそも439/1
考えてみればメディアや出版物も様々な形でやっている
日本の新幹線を取り上げた番組などで枕詞みたいに
言われていた”営業運転中での乗客死亡事故ゼロ”みたいなもので--
記録は途切れたが---普通の統計で列車事故とすればホームで引廻しの刑を
執行していて死者はいたのだからあれも数字をいじった盛った言葉だった
自殺に巻き込まれ死亡した人が出て、更に意味不明の統計を取って
死者ゼロを掲げたりするメディアもあった最高責任者がリーマンショック前
と言い出すくらいの国だからかな。
出版物などで太平洋戦争中の○○の戦いとか○○海戦などの戦闘などを
解説してるのは日本軍がアメリカ海軍の軍艦を３隻沈め、日本軍の損害は
１隻撃沈された・・・・のでアメリカ軍にこの海戦では勝利したと解説する。
局地戦で優劣がその後の展開に繋がる事も有るが、むしろ国力の差を考えれば
５~１０倍のアメリカ軍艦艇なり航空機などを撃破して初めて同等で
同数とか僅かにアメリカ軍の損害が大きかったというのは艦艇の建艦能力や
修理能力からしたら寧ろ負け戦だった事にその出版物も気付いてないし
当時の軍部が全く思いついてない発想だった。
