タリバンに伝えろ武器を手にしたらぶっ殺す

 


☆アフガン戦争


ある国が2012年前後ISAFアフガン派遣エリート部隊の
45×6回ドキュメンタリー番組を公開していた。

まだ半分しか見てないが英語圏だがアメリカ軍英語とは
異なる事も多いし、日本ならダラダラ解説し余計な
ナレーションリアクションはあるが必要な説明は
しないから分らない人には分からない事も多いと思う
例えばコールサイン<brimstone>

アメリカ軍が爆破処理等をする時に出す合図は
<FIRE IN THE HOLE>を2回だが
その国は<STANDBY FIRING 、FIRING NOW>で爆破

アイコム

スラングがなかなか面白くて<Dear John>
この意味が「別れましょうの手紙」で夫婦だったり婚約者だったり恋人からの
別れの手紙。


作戦上の写真を隠さない(もちろん部隊が撤収帰国後に
公開してるのもあるが)

46名のアメリカ軍なら小隊規模でも近接航空支援を要請すれば
直に攻撃ヘリが飛んできて攻撃したり警告射撃をする。
(つまりその規模の部隊がパトロールに出る数だけ
航空支援の航空機が必要だという事、常に正面だけとは限らず
各基地各方面に分散してパトロールしてる)

タリバンがCP(アメリカ軍ならCOPだがこれも呼称が異なる)を
出た直後から直に尾行監視をして常にその方向や位置を報告する、
尾行の場合は民間人との区別がつきにくいので攻撃しなかったが
前方で怪しい場合はPIDで攻撃可能となり3名を殺害。
(狙撃手がCPに戻ってはしゃぎワンモアタリーと言ったら
周囲は大爆笑)

タリバンがRPGを撃ち込んで来るが意外と外れ見当違いの
場所が爆発していた、部隊が応戦するがLAWみたいな
小型ロケット弾と機銃がメインだが木立の向こうだと
効果はなさそうで攻撃ヘリの出番だった。
(歩兵にはきついが60mmくらいの迫撃砲だとか
無反動砲とか対人攻撃として気安く発射できる
中口径が1番手軽と思える、どっちみち徒歩移動でも
1日20kmとか歩かずせいぜい10km程度、この時の
トロールのルートパターンまで見せるが取り合えず
御用軍事評論家とネトウヨ評論家には想像も出来ない)

小川を渡るときは必ずIEDのチェックをするが
当然後続の兵士達が止り待つ必要がある、その時は
さすがエリート部隊だけある必ず前後で互い違いに向いて
警戒し腰を落す。

そういう部分は実戦経験国の学習効果なんだろうがCPなど
前線地帯では完全に自由(アメリカ軍が意外と厳しい)
なんとパンツ1丁でCPの壁の中でリラックスしてる、
大尉レベルの士官も注意しないし少佐だったか中佐が
視察に飛来した際も上半身裸でショートパンツだったりしてる。

アメリカ軍の場合は上半身裸すらシャワーなどを除き許されないらしい。

食事はメチャクチャ不味そう、もともとそこはMREも
美味しそうに見えない上に最前線とも言える部隊だから
劣悪で寝る時は折畳み寝台に個人用テントで囲んでる
(テントと言うより蚊帳の役目が強い)


中国軍と対峙する時には必要がないかもしれないが
自衛隊が考慮してない対テロ戦争ではアフガン戦争みたいな
流れが普通で(序に言えば映画みたいに敵の猛攻撃が
30分ほど続くわけでもなく実際には何もない日も多い)
自衛隊には対テロ戦争への対応能力が皆無に等しいから
自衛隊凄いとかスペックを語り尽くす妄想家はある意味幸せ。
(負傷者の殆どはIEDなのに自衛隊にはMRAP型車両は
殆どない、その部隊は46人中2名が3/6シリーズ時点で
負傷、MEDEVACヘリもアメリカ軍との共同作戦中だから
アメリカ軍機が飛んで来てるが自衛隊単独なら容易でない)


PS
アラスカでUSCGの救難機がボートで漂流していた人を
救助してる映像が有った、2020年11月ので、なんで
そんな真冬にとも思えるが・・・取り合えずそのカメラモニターに
映っていたのが

日付
ZULU(GMT)時刻
位置
ELEV(高度)
方位

等などで軍用機では100%隠す項目がこういうのを表示してるのかと
分る、上記の攻撃ヘリのモニターでも射撃映像が一部見えるが
一部はカットしてる。

そして1番印象に残ったのはパイロットと後部のクルーの会話の
調子、突破力なんかでは「必死に絶叫」してるが普通に淡々と
むしろ平静すぎるほど単調、そして救難隊員をARSと呼ばず
単に「SWIMMER」と呼ぶ事も分った。

PJではなく「J」と機内で呼ぶのと似てる。