☆1278
原題＜ CODA ＞
邦題「 」2020PATHEフランス アメリカ カナダ
原作2014年仏ベルギー「ＬＡ ＦＡＭＩＬＬＥ ＢＥＬＩＥＲ］（家族の雄羊）
邦題＜エール＞リメーク作品
原題：Child Of a Deaf Adult 聾唖（親）者の子供 の略
ルビーロッシ
ベルルルナルド先生 V先生 音楽教師でルビーの才能を見出す
マイルズ コンサートでペアを組ませられる男性
（２人は知り合いか？とV先生に聞かれ二人がNO/YESと同時に
答えるのが笑える）
フランク 父親
ジャッキー 母
レオ 兄
オリジナルは原題から分るように＜酪農家＞が設定で
結末は家族を支える事ではなく自身の夢を追いかけるために
進学する事は共通で序に両親の激しいベッドシーンもネタとして同じ
兄貴の存在とデュエット相手はオリジナルに無い
（主役の恋愛要素を入れないとヒットしないアメリカ的流れ）
性病皮膚病もオリジナルにないが病院での描写や＜するな＞と
医師に止められたの＜ヤル＞２人とか障害者が出る映画の割に
感動や涙部分の要素が少ない
アメリカでも差別される事をある程度は描いてる
CODAがある意味日本で言う＜ヤングケアラー＞
もう１つアカデミー賞受賞するレベルだからこの映画が
投げかけたのは＜障害者の設定なら障害者が演じるべき＞
LGBTならLGBT当事者が演じるべきだとも言われだした
（人種の入替えホワイトウォッシュはもっての外とも為りつつある）
昨年急にアメリカで＜BOTH SIDE NOW＞が流れ出したと不思議に
思ったらこの映画のテーマ曲になってた（２回、
映画サントラはこのラストの歌がそのままで主役ルビーが歌ってる、
歌詞も素晴しいが歌唱力は日本の主流ガラパゴスアイドル達を叩きのめし
芸能界から追放するべきレベルで桁違い）邦画の場合は有名女優俳優を
先にキャスティングする事が全ての優先事項で歌唱力の有無は
問わないからこの手の音楽映画の音楽は悲惨以外に言い表す
言葉はない（金を捨ててるとか良作を提供する意志が無いとか
幾らでもあった）
経済的に苦しい
氷代と燃料代で精一杯しかも後々父と兄の聾唖者のみで
操業していてCGがVBSSで停船させられ罰金合計２５００ドル
２０２２年１１月のレートで日本円375,000で円安が進むと
さらに膨らむ計算/何故半年前に鑑賞してるのを今頃
アップしてるかといえば単にアップする頻度が少ない割に
鑑賞作品が多いので追いついてないから
（監視員の女性スパイ/バイルズが通報した）
この審理は日本で言う海難審判庁みたい
この映画が描くのが「障害者がいる家庭でその家族は
家族を一生背負って支援するのか独立して本人の夢をかなえるのか」
という部分で、作品上では親が障害者で子供が支える形だがそれが
逆転して子供が障害者だったり色んなパターンがあると思うが、
とりあえず＜日本会議＞＜自由民主党＞＜世界統一教会＞の思想とは
100％違うページの上にあって文科省推薦映画にはなり得ないと思う
（両親の激しいベッドシーンを除いても）
BOTH SIDE NOW青春の光と影 ジョニーミッチェル
失ったものもあれば得たものもある
私は両側から人生を眺めてみる
人生の本当の姿は分らない
毎日を生きていればそんな事もある
私は両側から見てみる
上からも下からも
でもそれは私が抱いた人生の幻影
人生の本当の姿は分らない
音楽が１つの構成要素になってるから名曲が多用されてる
（この音楽は雲をアイスクリームに見立て想像していた
幼さを失いつつあり大人としての感覚が強くなり
感受性が無くなるマイナス面と成人としてのプラス面の
両方を見てる今を歌っていて、ちょうど映画の年齢設定や
状況設定にも重なってる）
コンサート前にV先生が自己紹介して
「陰では何と呼ばれてるやら」
＜スターマン＞の歌詞はルビーと家族の関係を表現していて
一部の歌は物語とあわせ流してる
＜ You’re all I need to get by ＞のラブソングは言うまでもなく
ルビーとマイルズのこと
音大のオーディションは多分＜課題曲＞＜自由曲＞で２つ歌わせられると思う
１曲目はと言ってるから先に自由曲で課題曲は端折った
独立（進学）に当初反対したのが母親で賛成したのが父親
映画がオリジナルとCODAとどっちが良作か
BOTH SIDE NOWを歌ってるのはJoni Mitchellの
オリジナルかこのサントラかそれを選べと言うのが間違え
それぞれの良さがある、聞きなおしたがBOTH SIDE NOWの
サントラも悪くない(初めはオリジナルが良いと感じた）
このBOTH SIDE NOWの日本語歌詞はネットにもあるから
読んでみたら＜エモーショナル＞な詩でジャニタレや
握手系アイドル達が口パクしてるのとは全然違う内容
ＣＯＤＡと日本の＜ヤングケアラー＞は似てるようで実際は
違うが、それでも＜子/個人＞か＜親/家族＞かどっちを
優先すべきかどっちが大事か、そして＜家族＞の為に
才能資質を犠牲にしなければならない社会が
幸せな国かというのは共通してる（その資質才能を
社会で活かす方が遥かに全体の為になる）もちろん
家族を取らなかったために残された家族が困窮する事を
防ぐ事もセット
