予想を超える?


☆イラン海軍作戦変更 四百八十六

国内メディアだけを見ていると見えてこない事がある
仮に大多数のネトウヨのように英語の読み書きが出来ないとしても
”海外誌の日本語サイト”と言うのは少なからず存在する。

日本では数行とかテレビでもあまり取り上げなかったイラン海軍
(革命防衛隊)がアメリカ海軍の艦艇に接近している問題だが
アメリカにとっては問題なので遥かに詳しく掲載してる。

確かホルムズ海峡ではイラン軍は<機雷封鎖>を実行すると
日本政府(と愚かなネトウヨ)は主張し想定したが現実には
小型艦艇(ミサイル艇哨戒艇小型ボート)を多数動員して
アメリカ軍の艦艇に接近をしている。

アメリカ海軍が派遣してるのは基本的に「大国相手の大型艦を
想定した編成」であり小国の小型艦艇にまさかハープーンを
発射する訳にはいかない(コスパ上と破壊力が過剰で
現状は商船が多数航行中)

一種の海上テロみたいなアメリカ軍が得意としてきた大規模戦争
とは異なる別次元の戦闘形態になるかもしれないそうだ。
国家間であり厳密には”テロ”では無いが日本で軍事評論家等が
得意げに想定している「艦隊決戦」みたいには絶対にならない。

アメリカ軍も対策対応は練っているが(兵器開発等)
如何せん実戦経験はまだ積んでいない(多数の小型艦艇の襲撃)、
安保法案も交戦状態なら適用は不可だったから全く持って役立たず。

機雷戦だけを想定していたのでは・・・・・・・・


☆サイバー戦争 四百八十七
中国と戦争になっても日本が有利(安保でアメリカ軍が助ける)との
論調が多数を占めるが、アメリカでも一部の人は今現在は兎も角
10~20年後には中国軍が勝ると予測する人もいる。

不思議なのが日本の軍事評論家(とネトウヨ)は単一の性能ばかりに
注目して、既に行なわれているサイバー戦争情報戦は全く無視してる。
中国が何処まで情報を盗んでいるかは想像もつかないがゼロと思ってる
方が普段自分達がいう<平和ボケ>であり考えが甘すぎで非現実的。

中国ではなくロシアがやった事だがウクライナへ侵攻した時に
メディアを利用して巧妙な印象操作を行なったり、
アメリカ大統領選挙でヒラリーに不利な情報をリークして
トランプを影で援護射撃をしてると言われてる(トランプは
ロシアプーチンに好意的発言を繰り返してる)

この2点は直接的には戦闘の帰結を左右するものではないが
情報戦については触れるものは皆無に近い状態で
<大多数の日本人が想定する戦闘は過去のもの>になりつつある
テロに90式戦車は役立たずに近いが/国内ビルを砲撃で破壊するのが
目的なら別として「世界最強」とか書いてるし。
(ロシアがやっているのに中国がやってないと思う人は幸せだ
--現にアメリカ相手には頻繁にやってアメリカも激怒---
 日本が”攻撃を受けたのに発表しない”ならまだしも可能性としては
”侵入されたのに気付いてない”可能性だってある)