スリーパーセール大売り出し


スリーパーセル   一〇五〇

三浦ハルという学者が<ネトウヨ御用達>TVで
根拠もない北朝鮮潜入破壊工作員が大阪にいると
断定垂れ流して話題に為ってる。




イギリス誌(ゴシップのデーリーメール以外にも
BBCも掲載したが、1980年前後かな拉致だとか
工作員が日本に潜伏していたという事実を”紹介”
していた事実を2016年くらいに掲載した事を
根拠としたらしい)にも確かに掲載されたが、
根拠がウィキに根拠としては掲載禁止とされてる
ゴシップ誌を根拠にしたことで既に眉唾と
見下されてる(スポーツ新聞週刊現代だとかあの辺を根拠に
主張をするのと変わらない)


確かに北朝鮮工作員が過去に潜伏して活動していたのは
事実だが<眠ってなかった工作員でスリーパーではない>
<諜報員と破壊工作員>は全く別でその区別をしてない。

可能性の有無で言えば確かに有るしかし無い可能性もあり
誰かの言葉を借りれば<悪魔の証明>でありそれは不可能。


諜報や情報分野で必要なのは櫻井よしこなら精神力を
持ってくるだろうが<人的資源>と<資金力>が重要で
北朝鮮には既に両方が欠けていると思える(日本も偉そうに
他国を批判出来る状況で無いけど)

情報は確かに重要だが諜報に関してはその費用対効果と言うのは
判断し難い、諜報で大量に集めた情報を<活用する事案>が
発生し無いと早い話が戦争や紛争あるいは一部の外交交渉等で
使う場合が無い限り宝の持ち腐れになりかねないし、仮に
その手の工作を行なったとしても実際に有効か有効だったのか
或いは成功するかと言うのは全く別問題で、諜報が100%
作用しているならISはもっと早く壊滅してるし中国の拡大も
無かったかもしれない(それが事実ではないと言う事は
幾らアメリカが人的金銭的資源を投入しても得られるモノと
行なえる対策が限られていて必ずしも諜報が有効と限らない
と言うことだ)

昨今メディアを賑わせている<北朝鮮への軍事オプション>
或いは<斬首作戦>にしても諜報や工作員活動が完璧なら
とっくにデブ将軍は暗殺されてる(その困難さを無視して
アメリカ軍なら可能と勘違いしてる)


2月くらいに漁船の漂着などが大量発生したが
あれも確か誇大妄想で工作船だとか騒いだが
その痕跡は無かった、期待が願望というやつで
日本人が得意とする<手段と目的の混同>並みの
失敗の原因だ。あんなボロ船で日本に漂着できる
可能性があるから難民が押し寄せるとか・・
中国なら川を渡るか歩いて行けるのに
半数も漂着せず溺死するコースを選ぶとは思えない
(夏場とか穏やかな時は別だが冬は無理)



☆睡眠細胞 1050/1 


存在し無いとは断定しないが
果たして本当に存在するかも疑問のスリーパーセル
単純に考えて<語学力は必須>
<昼間は会社員で夜は諜報員>みたいな活動は不可能で
(実際に活動できる時間や移動時間が確保できない)
そうなると”莫大な経費が必要となる”
単純に1人年間1千万は必要だろう(普通の生活と諜報活動の必要経費)
実際にはそれ以上の経費は必要で(幾ら日銀が頑張っても物価上昇が
2%に達しなくても仮に破壊工作に必要な物資を調達するとなると
正規ルートでは手に入らず闇ルート=高額だとか、経費をケチって
故障しやすく実行時に役立たずの部品を買うのは愚か)

それで実行した成果が自動車の暴走で数人を跳ね飛ばした程度なら
あまり意味が無い、そんなの日本人が既に何回も何回も
老人が何人も何人もテロ同然の交通事故を多発させてるから
今更恐怖は少ない(怒りはあるだろう)
ネトウヨ保守系のメディアがしきりに書いたが
原発の攻撃となると年間1千万程度では無理で
相手は重装備の警察でもし失敗すると自衛隊が出てくるかもしれない
そうなるとそれに対応できる装備や訓練をしておく必要が有り
<スリーパーとして昼は会社員で夜に活動>というのは無理で
完全に軍人並みの訓練を繰り返す必要や偵察研究作戦計画の作成
等々を繰り返す必要がある(1人だけなら単なる射的の景品になるだけで
最低でも10人程度は必要でそれだけの人数が目立たず国内で軍事訓練を
行なえるかも疑問で・・・最近はソフトガンで遊べる場所があるそうだが)