ルミノール反応を消せ パーフェクトマン


☆785
過酸化水素水 若しくはオキシドールを準備しろ
原題<  UN HOMME IDEAL   >
邦題「 パーフェクトマン 完全犯罪    」2015年 フランス

原題は全ての女性から見た私の事だと思う<理想の男>
ただし安倍昭恵稲田朋美櫻井よしこなどは御免蒙りお断りする
無人島に2人だけで発覚しないなら食料は分け与えない。
原題だけからすると犯罪映画でもあるのだが女性から見てる
男性像とも受取れる、ただしその男は見栄っ張りで借金まみれになり
それを”完璧な”女性が見抜けなかった。

売れない作家マチューヴァッサー孤独死などで部屋の片付けをする
バイト中にアルジェリア独立戦争に従軍した兵士の日記を手に入れそれを
本「黒い砂」にして大成功する、しかしもともと才能がないから
水嶋ヒロ状態で本当に本人が書いたかも怪しまれる
(ただし怪しげな賞を創設し話題にし受賞後には廃止する
水嶋ヒロ流ノイズマーケティング手法は取ってない盗作はしたが)
出版パーティーで以前大学の講義で一度見かけた金持ちの
令嬢アリスを見かけ声を掛ける、それからいきなり画面が飛んで
彼女と結婚してる設定となってるのか?婚約者なのか?
両親の別荘に招待され夏をすごすのだが
名付け親の子スタンが訪ねてくる
(恐らく幼馴染でスタンは彼女に多少なりとも好意を持っていた)
進まない執筆中に声を掛けてきたり彼が邪魔な存在であるのは
示唆されてる、そして出版社からも次作はまだか未だかと
繰り返し繰り返し催促される。

戦友が盗作と気付き5万ユーロ脅迫する
金がないので義理の父親のコレクションである
貴重なプーシキンの銃とか銃器を盗む
それを 名付け親の子に見つかり殺害
死体は直ぐに隠せないのでバスルームに入れ
ブルーシートに包み(引越し作業のプロ)
海中にオモリと一緒に沈めるが海上警察らしき
ボートに夜間無灯か何かで発見されるが
そこは泳いで逃げた。
この辺の流れがその場限りの思いつきで
証拠隠滅などがいい加減、突然行方不明になるが
荷物などを隠して嘘をつき安倍しぐさする。

銃を渡すが脅迫者が一度の脅迫で終わるはずもなく
繰り返し脅迫するので
脅迫してる奴は事故に見せかけ自分とすり替え
交通事故で車に放火し自分は身を隠す。

妻アリスは絶筆を出版する
絶筆は自分の体験記を基に書く。

完全犯罪なら計画的に行動しないと難しいと思える
マチューは行き当たりばったりでの行動しかせず
正直そっち方面の才能(犯罪者としてのある程度の
判断力や知能)があるとは思えない
出版社の催促に耐えられず偽装事故で強盗に
襲われ原稿を盗まれたと狂言強盗までやらかす始末だが
現実問題として日本の狂言強盗は発覚してる。
私は作家ではないから知らないが原稿はPC以外にも
外部メモリーに記録したりプリントもするだろうが
無くなったと見え透いた安倍しぐさ=大嘘で誤魔化す。
アリスの両親が知事の友人であり有力者らしく
警察も威信をかけて捜査する体制だった
(DNA検査前に逃げて偽装死亡事故はおこす)
スタンを殺害したら行方不明は直ぐに発覚したはず
海中の死体が何故発見されたかの経緯も描かれてない
(引きあげる作業は有ったがオモリを付けても浮かぶのか?)

脅迫者をシートベルトに細工をして交通事故で殺し
放火炎上しすり替わるが・・・骨格が違ったと思う
完全に炭化するほどジューシーに焼けDNAどころではない
だろうがマチューの腕時計を死体に巻いても焼いてしまえば
多分溶けて判別できず身元は不明だったはず、状況としては
車を任されたマチューが交通事故死したと想像できるが
歯型とか本人と特定できるものがないと断定はしないだろう。


香りは記憶と結びつく
<強烈な物語 見事>

CSIが登場し(ドラマとして)鑑識に脚光があたり
色々な知識が披露される様になったり、物証があれば犯人は捕まるという
ネトウヨ脳みたいに短絡思考で実際の犯罪も容易に解決できると
ネトウヨ流に勘違いする人が多数いるそうだ。
この映画で発生したような殺人事件でルミノール反応を消す為には
過酸化水素水が有効。指紋を消すには意外なアレが役に立つそうだ
含まれてる物質というか液体は身近にあるそれ自体が有効かどうかは知らない
買わなくても手に入らない人はいない私なら薬局で買って使うけど。
(名前を聞いて化学は苦手でも高校生以上なら知らない人はいないだろう
ネトウヨなら難しいかな?)