ソマリア沖軍艦でフィッシング

☆JSF ヤフーオーサー Pirate Patrol/PP勝手に略してる 自衛隊はもう少し長く英称してる JSF氏は軍事に関して記事を書いてる人 恐らく何処かの理工系出身らしい 何故この人がオーサーになれるか? 日本人ヲタが大好きなスペックを語りつくすから。 ソマリアの海賊対処へ出動派遣される護衛艦の 海賊対処の装備兵器類を説明していた。 (R2D2のブロックB、対空ミサイル撃墜だけでなく 水上目標への手動制御可能だとかM2-50口径機銃 ノンリーサルのラド等々、因みに欧米艦は もっと武装が多くMk38やミニガン、7.62mmと 海兵などが乗艦することが多いので5.56のアサルトを 構える、訓練では50口径と7.62mmを撃つ事が多い/ R2D2は確かに高性能だが漁船に撃ち込んだら 吹き飛ぶし発射数も多過ぎ) 私が興味を持つのはそれをどう使うか?で 海自も一部公開してるが出港~帰港の半年を 7分程度で纏める為に無いに等しい。 機密でも何でもないのに海自特殊部隊も 乗艦してることを知らずか書かない。 欧米は基本的に公開するので 実際の海賊対処で<何をやっていたか>を見せる スキフ SKIFだったか細長い木造高速ボート(漁船)が 母船に率いられ(日本で言えば遠洋マグロ船ほどのやや大きい漁船) 航行中の船舶を襲撃するのでそれら怪しい船を見つけると RHIBを<2艇>下ろし、場合によってはヘリが上空支援し 接近する、1艇が接近し臨検ではないが乗り移りチェックしたり 質問したりする、もう1艇は対象の後方や前方あたりで警戒する (フリゲート等派遣艦からは狙撃手が狙っていたり ミニガン等の射界の邪魔にならない為に) またイエメンなど当事国の許可がないと臨検までは 出来ない場合があり(質問は可)隣接して人数や 魚を見せてもらったりする、当然だがソマリア以外の 国の政府が許可をするわけがない。 (日本漁船を中国軍艦が公海で無許可臨検したら間違いなく炎上する、 今の安倍総理は得点が稼げ嬉しいかも知れないが許可しない) 海自では装備してないので出来ないのだがRHIBの前方に 7.62mm機銃をマウントしてる国が正常なのでそれも 当然その母船かスキフに向けてる。 (海自VBSS隊員に聞いたら”不要”と答えた 海自が想定する事態で済めば不要で実戦経験国がマウントしてるのは 偶然ではない) またソマリア派遣の場合は不要だが仮に臨検をする場合 (北朝鮮瀬取りみたいな状況) 今は外航船にも女性が珍しくないのでボディーチェックを 男性がするわけにもいかないので欧米のVBSSチームに 女性が混ざってるのが普通(艦船から派遣の場合で特殊部隊は除く) ソマリアで海賊に乗っ取られた貨物船が目の前にいたのだが 海賊から無線応答するなその貨物船=海賊に敵対的なことを するなと脅迫され、運航国に連絡すると海賊に従い 強行手段を取らないで欲しいと言われ結局そのまま見逃すとか 必ず対処できるとは限らず。 (遠すぎて行けない事もある) 面白かったのが明らかに怪しいソマリアのスキフに 乗組み検査したらAK47が出てきた! 逮捕拘束出来るか?と言えばソマリアの法律で AK47の所持が禁止されていれば可能かもしれないが AK47を所持してる事と海賊行為をした事(証拠) 海賊行為をこれから100%するという証明は不可能なので 写真を撮ったりして<放す>以外何も出来ない。 それを何処の国の艦長もキャッチアンドリリースと 自嘲気味に笑って説明した。 (そもそもRHIBなど接近したら反対側から AK47を海に捨てる、1丁¥5000程度なら可能) X国は海賊を逮捕拘束する事ができたのだが そのシーンは貴重で最近のTVは再放送がメインだから いっその事海外のドラマなど翻訳吹き替えして 流せばいい。 艦内の様子 はみ出し者が時々いるので処罰 事故や故障 帰国前に表彰 感動の再会 海自以外でもたいてい特殊部隊を乗せてる 海軍を取材し艦艇の特集が多いが 特殊部隊を取材してこのソマリア派遣を 紹介してるのもある。